忘れないうちに、メモしておきます。 先のブログ 多賀神社全図には、江戸後期の公卿・歌人である正三位権中将 千種有功の歌が書いてありました。 この方の歌は、延命酒など ある時期の多賀大社のあれやこれやに書いてあり、母などはソラで言えて 驚きました。 てっきり、それだと思っていたら 少し違いました。もちろん、私には読めません。 そこで、FBの「古文書読みたーい」というグループに助けを求めると とても素敵な語訳をして下さいました。 そのままですと
---------------------- 千早振 多賀乃 屋し呂能 ミしめ縄 那可幾 よ者ひも か紀天 堂能末武 ---------------------- 読み ---------------------- ちはやぶる たがの やしろの みしめなわ なかき よはひも かきて たのまむ ---------------------- 千早振(ちはやふる)…「神」にかかるまくらことば 千早振る 多賀の社のみしめ縄 長きよはひ(齢)も かきてたのまむ ---------------------- 意味(歌意) 千年もの永久にまします多賀社の、 尊いしめ縄のように長生きできるよう 神様にお願いしましょう。 ---------------------- 素敵な歌ですね。 下の延命酒に書いているのが有名な歌です。 御志め縄 かけて祈らむ いと長き よはひを守る 多賀の社に 同じ時に時に詠まれた感じですね。 |